読める力を養いなさい
こんにちは。
北村です。
今日は子供にも大人にも共通する「読み」の大切さをお話します。
言語能力はご存知の通り、人間生活の中で様々な場面で必要になります。
そのうちの1つがコミュニケーションや自分の考え、経験を伝えることです。
そんなこと誰でもできること、ではないんです。
日本語には「言い回し」によって解釈が変わってきます。
しかし、語順を変えるだけでは意味が変わらない場合もあります。
非常に難解なんです。
私たちは自然と母国語である日本語を親、大人、同級生などから聞き、それをマネをするようにして発語したりします。
しかし、場面、場面で伝えるべき内容は変わるはずで、相手によっても言い方を変えなければならないのです。
そのために必要になるのがソーシャル・トレーニングなんですが、ソーシャル・トレーニングは場面を想定して、適切な言葉を教えて使わせることが主になっています。
そう、人生で起こる出来事はトレーニングで出来る範囲を大きく越えるのです。
つまり、ソーシャル・トレーニングはあくまでも部分的かつ必要最小限の場面を想定しているのです。
だから語彙を増やして、様々な場面に備えた国語教育が必要になるのです。
私たちは国語教育は本の文章を読み、作者の言いたいことをしっかり文章から受け取り、それを自分のもの、つまり語彙にしていくためのものなのです。
本を読む力はとても大切なことなのです。
誰かが口頭で教えてくれる機会はソーシャル・トレーニングのようにとても少ないのです。
授業時間なんて、1週間に1回か2回くらい、1回45分とか長くても120分くらいだと思います。
人生における大切なことは実は口頭で得られるのは少なく、ほとんど本や文章を読むことによって得られているのです。
このほとんどは私が別途関わる学習教室向けの記事に書いた内容です。
しかし、改めて読むと大人にも言えることだと思い、今日はご紹介しました。
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